chigichan24のお気持ち表明

おきもちを表明している

ものさしの話

この記事はProlab Advent Calendar 2017の8日目の記事として書かれています.

adventar.org

こんばんは.

KashiwagiHinoki君からバトンを受け取りました.

久留米高専プロラボ部OB 兼

沖縄高専ICT委員会OG 兼

高専エンジニア勉強会OB(自称)のchigichan24です.

老害です.プロラボが好きなのでノリと勢いで参加登録しました.

書いてみて思ったのですが完全に老害です.やばい.

お前は誰だ?

そうなるのも無理はありません.

私は,去年高専を卒業して今は筑波大学の情報メディア創成学類というところでお勉強をしている,どこにでもいる大学生です.

9月頃久留米でLTしたうちの一人です.その時は確か最高の人生を送る100のヒミツというLTをしました.

高専のときはフラフラして,ふわふわしてたら五年間が過ぎてました.

大学生になってもフラフラすくクセは抜けなくて気がついたらもう12月...とても寒いですね(寒い).

今日のはなし

今日は大学生になって感じたことの話を老害らしく書いていこうと思います.この,思った話をある人に断片的にしたら"ものさし"の話をしてくれたので,その話を自分なりの解釈を含めてはなそうかなと思います.多分当の本人は私と話したこと覚えてなさそうだけど.

プログラミング💻💻ゴリゴリみたいな話は別のエントリ(呉高専アドベントカレンダーのほうで).*1

高専と大学の違い,編入学とかそこら辺の話は別のエントリ(大学の所属学類のアドベントカレンダーのほうで).*2

井の中の蛙大海を知らず

井の中の蛙大海を知らずとは、知識、見聞が狭いことのたとえ。また、それにとらわれて広い世界があることに気づかず、得意になっている人のこと。 -故事ことわざ辞典

生きていたら一度は聞いたことがあると思います.外の世界を見ようよというお話ですね.自分の思っている世界より広い世界はあるんだよという解釈を私はしています.

外の世界のことを考えてない🐸蛙さん🐸だっていう人はこのことわざ通り,外の広い世界のことを考えてほしいのですが,

そうではなく,自分が井の中の蛙だとわかっているが,その井から抜け出せずに大海ってどんなところなんだろう🤔🤔って思っている人

でも,考えてみてください.蛙さん🐸のいる井戸って本当に狭いのでしょうか?実は大海なんかより井のほうがとってもとっても広いってこともあるかもしれません...

井から飛び出た人の話

井から飛び出てみたCさんという蛙さん🐸の話をしたいと思います.井(僻地,高専)から抜け出して小海(僻地,大学)に出てきました.とりあえず自分がどういうふうに評価されるのか知りたくて逆求人というものに参加してみました(夏のインターンシップにも行ってみたかったし).はるか昔,某お姉さん*3がわざわざ井に来て宣伝していたので,更にはいろいろなご縁でこちらの方と繋がったので行ってみました.

話してみると意外にも自分の触ってきた技術や出たコンテストに大きな興味をもつ企業さんがいました.正直びっくりしました.私はこれしかできない.だってtwitterでよくみるあの人はこれくらいできてるし,友人はもっとこんなことができるし...という井の中だけで使われてる""ものさし""で自分を評価していましたが,意外に外の小海ではいけるやん.....""ものさし""の修正が必要だとわかりました.

上の例は,プラスにでた""ものさし""の例で逆に悪く出た""ものさし""の例ももちろんあります.例えば""なんでもできるエンジニアが強い""と思っていたものさしは,ことごとく打ち崩されました.これもまた.""ものさし""の修正が必要だとわかりました.

ものさし

この記事の中で""ものさし""とは,自分を評価する指標です.

小さなコミュニティにいたり,尖ったコミュニティにいたり,自分をうまく客観的に評価ができなかったりすると ""ものさし""は歪みます.もちろん絶対的に正しい""ものさし""は存在しないし,こうあるべきだという絶対に譲れない""ものさし""の要素はあって全然いいと思います.

ただ,外の世界ときちんと向き合うと絶対に""ものさし""に影響を与えます.そして""ものさし""を修正・再評価することで見える世界が変わります.世界が変わるとまだ,自分は大海にいないんだなと気が付きます.もっと上に行きたいと思えるようになります.そうやって""ものさし""を修正・再評価しながらステップアップできるんじゃないかと私は最近強く思います.

そう,つまり,井を出たからと行って大海に出れるわけじゃなくて,大海もまた井で,その井から大海へでて.....とどこまででも強くなれるんじゃないかってことです.そのためにも適切に""ものさし""を持つべきだと思います.

高専生のものさし

これは完全に主観ですが,高専生のものさしは歪んでいる傾向があります(もちろんそんなことなく適切に評価できている人もいます).それも過小評価の方向に歪んでいることが多いような気がします(なんとなく).けど,外の世界を見て,自分の""ものさし""ともう一度再評価してみませんか?

外の世界と接点を持つ方法

ここまで読んでくれた人は,「うおおおおっっっっ」って言いながら井の壁を今よじ登ってると思います.外の世界とつながるいいなと思った方法を幾つか紹介します.下に行くほど難しい(主観)けどより刺激的です.

  • githubの適当なコミュニティやリポジトリをstarしたり,watchしたり,forkしたりする.
    • これはてっとり早く,外の世界の凄まじさを体感できます.
  • コンテスト・交流イベントに出る.
    • 同世代や同じ志をもった人と交流できます.交流のメリットとかは,昔記事に書いてました*4.ウケる.
    • そして何より壁をよじ登ろうと思うモチベーションが湧きます.
  • 企業の人と実際に喋ってみる.
    • そういうイベントに参加すると一度に多数の企業の人(現職エンジニアとか)と話せます.すっっっっっごい楽しいです.
  • 企業で働いてみる.
    • インターンシップとかアルバイトとか.自分より様々なキャリアが上の人と共にコーディングすると色々感じることがあります.

まとめ

"井の中の蛙大海を知らず"ということわざから""ものさし""の話をしました.著者は不明ですが,後にこのことわざには加筆があったそうです.

井の中の蛙大海を知らず、されど空の深さを知る。

されど空の深さを知る.""ものさし""の基準は変わってどんなに強くなっても目指したい思い,芯にあるものは変わらないとでも意訳できるでしょうか?

芯には強い思いを持って""ものさし""をアップデートしていきましょう.

以上老害の戯言でした. 現役プロラボ部員 shinooooo00415 さんです.乞うご期待.